「ニュアンスを考えてみよう!」 英単語ちょっとプラス ノアのVisual Dictionary その4

「ニュアンスを考えてみよう!」
英単語ちょっとプラス ノアのVisual Dictionary その4

 

 

 第4回ノアのVisual Dictionaryです。

 今回の単語は似た意味の単語との使い分けやニュアンスが分かりにくいものが多めなので、そのあたりを中心に解説していきたいと思います。

 

 

⒈ amicable 【形】友好的な

 大学2年の時に第二外国語としてフランス語を勉強していてピンと来た単語です。

 フランス語ではamiで「友人」の意味です。フランス語のamiもこのamicableという単語もどちらももとを辿ればラテン語に行き着くわけですが、私はami「友達」+-able(~できるという意味の接尾辞)「できる(=になれる)」→「友好的」と覚えています。

 

⒉ ample 【形】十二分の

 同意語でplenty(【形】たくさんの)という語があたり、英語で「2倍」「3倍」のことをdouble、tripleというように、pleには「多量、~倍」という意味があります。

 

⒊ anatomy 【名】解剖

  解剖や解剖学の意味を表すanatomy。日本史の授業で杉田玄白の『ターヘルアナトミア(解体新書)』というものが出てきたのを覚えていますでしょうか?

 人体の構造について書いた本ですよね。この「アナトミア」の部分と同じ意味の語です。

 

 

⒋ anecdote 【名】逸話

 「何かにまつわる話」という意味だと、日本語にもなっており、より頻繁に使われるのはepisode(エピソード)ですが、anecdoteの表す「まつわる話」はepisodeよりも重い感じです。

 例えば、個人について「幼少期のエピソード」といった言い方をするようにepisodeがプライベートな話に使われるのに対し、anecdoteのイメージは「この場所にまつわる逸話」といったように、よりパブリックな話に使われます。

 

⒌ anthology  【名】選集

 日本語でも誰か特定の作家の作品をあつめたものなどを「アンソロジー」と呼ぶことがありますが、その「アンソロジー」です。

 

 

⒍ anticipate  【動】予想する

 画像からも分かるように、ただなんとなく予想するのではなく、データなどきちんとした裏付けをもとに予想するというイメージの語です。

 よく使われる使い方としては、株式市況や経済動向についての予想などでしょうか。

 余談ですが、私が準一級を受ける際に使用した単語集の音声CDで一番最初に読み上げられる語で、「anticipate 予想する」という音が今でも頭に残っています(笑)

 

⒎ apparatus 【名】器具

 実験器具や何かのプロが使う装置といったように、ある特定の用途に用いる一式の道具や装置を表す語句です。

 ちなみにapparatusは可算名詞でも不可算名詞でも使われることがあります。

 

 

 いかがでしたでしょうか?単語帳に付けられている日本語訳を見ただけでは一見同じ意味を表しているように見える語も、ニュアンスを考えてみると意外と使用シーンが違ったりします。

 こういったニュアンスはその単語が使われている例文を見るとよく分かるので、「前に覚えたあの単語とどうちがうの?」と疑問に思ったときには単語帳に添えられている例文を見たり、ネットの辞書や電子辞書で検索して例文を見たりしてみましょう!

 例文の英語を読むことももちろん大切ですが、例文の日本語訳でどのような場面で、どのような語句と一緒に該当の単語が使われているのか確認するだけでもかなり単語のイメージがつかめるかと思います!

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