「本物の!?」 英単語ちょっとプラス ノアのVisual Dictionary その5

「本物の!?」
英単語ちょっとプラス ノアのVisual Dictionary その5

 

 

 第5回になりました、ノアのVisual Dictionaryです。

 英単語学習の調子はいかがでしょうか?

 このVisual Dictionaryで1単語でも知っている単語、使える単語が増えていたらとても嬉しく思います!

 

 

 

⒈ approximate 【形】おおよその

  approachにも含まれていることから顕著であるように、接頭辞ap-は何かに向かっていくという意味を持ちます。

 例えばapproach以外でも、appropriate(【形】相応しい)であれば、proper(【形】正しい)な状態に+ap-(向かっていく)という感じでしょうか。

 approximateの後半部分は、ラテン語で「近い」という意味の語から派生しているので、proximate(【形】近接した)な状態に+ap-(向かっていく)から、「目標に向かって行っている→おおよそ目標通り」と考えることができます。

 画像でいえば、200gという目標におおよそ近付いて、約200gになっていますね。

 

⒉ aptitude 【名】才能

  attitudeが「姿勢」の意味であるのに対し、aptitudeが「才能」や「適性」である、と覚えると覚えやすいです。

 例えばattitude for language studyで「語学学習への姿勢」ですが、aptitude for language studyと言ったら「言語学習への才能や適性」という意味になります。何かの達人になるためには、attitudeもaptitudeも必要ですね!

 

⒊ archaeology 【名】考古学

  ご存知の方も多いかと思いますが、最後に-logyと付くと何かしらの学問を表します。

 ちなみに、最後が-logistとすれば、その学問の学者になりますね。

 これらも接尾辞の一種と言えますが、このようにたとえ知らない単語であっても、接尾辞を見れば大体どんな感じの単語か特定できることも少なくありません。接尾辞って便利ですね!

 

⒋ articulate 【動】はっきりと話す

  政治家が街頭演説をするときのような、言葉と言葉の切れ目がはっきりしている、明瞭な話し方で話すことを表す語です。

 articulateの「1語1語はっきり発音して話す」というイメージは、語源である「個々のものに分ける」という意味のラテン語に由来しています。

 

⒌ assimilate  【動】同化する

  assimilateに含まれている接尾辞-ateは動詞を作り出します。similarという単語は「似ている」という意味を表すので、assimilateはsimilar(似ている)な状態を作り出す→「同化する」と覚えればいいですね。

 

⒍ augment  【動】増える

  日本語訳からも分かるように、意味としてはincrease(【動】増える)と同じですが、increaseよりも格式ばった、高級な感じの語と思っていただければ結構です。

 例えば同じ「増える」ということを言うのであっても、論文や専門書、公的な文書の中ではincreaseの代わりにaugmentを使うと、より格式高い感じになります。

 

⒎ authentic 【形】本物の

  鑑定書付きの宝飾品やブランド品のように、「偽物や複製でない、本物」 ということを表す単語です。

 また、「信頼がおける」というイメージを持つ語であり、例えばauthentic reportで「信頼の置ける報告」という意味を表すこともできます。

 

 

 余談になりますが、一番上のapproximateの画像として使った写真に写っている黄色い筒は、モントリオール発祥でカナダの有名な紅茶専門店David’s Teaの茶葉の入っている缶です。

 日本でも百貨店などに行くと紅茶専門店を目にしますが、David’s Teaは雰囲気もよりポップな感じで、カナダでは大学生も友達の家に遊びに行くときに手土産にするなど気軽に購入しています。

 フレーバーも「そんなのもあるの?」というような奇抜なものが多く、カナダにいらした際にはお土産にもおすすめですよ!

連載 『英単語ちょっとプラス ノアのVisual Dictionary