「TOEIC受験予定のみなさん必見!ビジネス英語たっぷりの回」 英単語ちょっとプラス ノアのVisual Dictionary その21

「TOEIC受験予定のみなさん必見!ビジネス英語たっぷりの回」

英単語ちょっとプラス ノアのVisual Dictionary その21

 

 

 

 第21回ノアのVisual Dictionaryです。

 このVisual Dictionaryは全60回を予定しているので、今回を含めあと10回で丁度半分の折り返し地点になります。今後ともお付き合いいただければ嬉しく思います。

 それでは、今回も新しい単語を7つ、学習していきましょう!

 

 

 

 

⒈ emission 【名】排出

 日本語でも環境に配慮していることを示すのにゼロエミッションという言葉が使われているのを目にしたことがありますが、この単語を勉強した後で「あー、あれって排気ガス0ってことだったのかー」と思ったのを覚えています。

 

 

 

⒉ encounter  【動】出会う

 「○○日の×時に会おうね。」など、事前に予定していた「出会い」ではなく、たまたま誰か/何か(事件など)にばったり出くわすという意味の「出会い」をすることを表す単語です。

 これもこの単語を覚えた後で「ロールプレイングゲームなどで使うエンカウント数とかエンカウント率っていう言葉はここから来ていたのかー」と思いました。

 

 

 

⒊ endorse  【動】承認する

 もともとは「裏書をする」という意味のラテン語に由来する単語で、現在もendorse a checkで「小切手に裏書きをする」などと、もとの意味で使用されることもあります。

 「承認する」の意味では、人の意見や行動を許可することを表すのに用います。

 

 

 

⒋ endure 【動】耐える

 単語の後半に含まれている-dureには「長続きする」という意味があります。

 ここから、「長続きする」→「耐える」と意味が派生したと考えられます。

 ほかに-dureを含む単語には、durable(【形】耐久性のある)、duration(【名】耐久)、during(【前】~の間中)、などがあります。

 

 

 

⒌ enforce  【動】実行する

 forceは「力」という意味の単語です。

 したがって、force(力)と「~に力を加える」の意味を持つ接頭辞en-とを組み合わせて、「力を行使する」→「実行する」という意味が生じたと考えられます。

 

 

 

⒍ enhance 【動】高める

 enforceで紹介したのと同じ、「~に力を加える」という意味の接頭辞en-が使われています。

 hanceは「高い」を意味するhighと語源を同じくし、「力を加えて高める」という意味を持ちます。

 とくに、すでに高い能力や質をさらに高めるという意味で使います。

 

 

 

⒎ enormous 【形】巨大な

 同じ「大きい」という意味を表す単語として、largeやbig、hugeなどがありますが、一般的な書き言葉として使われるlarge、一般的な話し言葉として使われるbig と比較してenormousとhugeはより硬い響きのある語です。

 また、hugeが物理的な大きさについて使用されるのに対し、enormousは程度や規模の大きさを表すのに使用される傾向があります。

 

 

 全体的にビジネスで使用するような単語を多くご紹介できた回だったかなと思います。

 ビジネスでの使用頻度が高い単語はとくにTOEICで出題が多いので、TOEICを受験予定のみなさんは忘れないでくださいね!

連載 『英単語ちょっとプラス ノアのVisual Dictionary