「一見関係のなさそうな同じ単語の持つ違う意味に注目!」 英単語ちょっとプラス ノアのVisual Dictionary その25
前回とは打って変わって可愛らしい画像の多い第25回です(笑)
こういう回は作っていて楽しい気持ちになりますね~
それでは、楽しい気持ちのまま、今回も一緒に英単語を勉強していきましょう!
1. exquisite 【形】極上の
美しさや技術、能力などがこの上なく素晴らしい、という意味で使用する語です。特に芸術作品について使われることが多いように感じます。
2. extension 【名】延長
画像とは違いますが、日本語でも自分の髪に付けて長さを長くしたり、自分の髪色の中に一筋違う色の髪を混ぜたいときなどに付ける人工毛を「エクステンション」と呼びますね。
そのイメージで今ある何かの長さを延長するという意味で使用します。
3. extinction 【名】絶滅
「絶滅する、消滅する」という意味の動詞extinctの名詞形です。
接頭辞ex-には「外へ」という意味があると前回お話ししましたが、「外へ出ていく」=「いなくなる」と意味が派生して「絶滅」の意味が生まれたのだと考えられます。
4. extract 【動】抽出する
内部に含まれているものを抽出するという意味で使われる単語です。
こちらも接頭辞ex-が付いていることから「内部のものを外へ出す」=「抽出する」と意味が派生したと考えられます。
5. fabricate 【動】でっちあげる
動詞fabricateに含まれるfabricには「織物」という意味があります。
「織物」=「人の手で作り上げられたもの」というところから嘘などをでっちあげるという意味が生じたのだと考えられます。
と、いうことで画像は嘘=でっちあげで鼻が伸びてしまったピノキオにしました(笑)
6. faint 【形】ぼんやりした
「ぼんやりした、かすかな」という意味の他に、動詞で「失神する」という意味も持つ語です。
全然違うじゃん・・・と感じられるかもしれませんが、失神する直前というのは意識が朦朧として視界がぼやけているでしょうから、そこに共通点があると言えますね。
7. fake 【形】偽物の
日本語でも偽物、作り物のことを「フェイク」と言うことがありますが(私が真っ先に思い浮かんだのはコートのフードなどについているニセモノの毛皮、フェイクファーでした)、そのfakeです。
ちなみに画像は駄菓子屋などに売っている小さい女の子がよく集めているおもちゃの指輪なのですが、懐かしいなぁと思いました(笑)
タイトルにもなっていてfaintのところでも少しお話ししましたが、英単語を勉強していると時々「え、同じ単語が持つ意味だけど、この2つ全然違うじゃん・・・こんなの覚えられないよ・・・」となることが少なくありません。
日本語に比べて英語は多義語が多いなぁと感じます。
そんな時にはまずその語が根底に持つ意味は何なのかを考えてみてください。
この全く違う2つの意味に共通して結びつくようなイメージがあれば(faintの場合は「ぼんやり」でしたね)それがその語が根底に持っているイメージです。
根底のイメージを考えることで全く関係のないように感じられていた2つの意味に何らかの共通点が見えてくるはずです。