「不吉な!?」 英単語ちょっとプラス
ノアのVisual Dictionary その13
第13回ノアのVisual Dictionaryです。
「13」という数字は西洋では不吉な数字とされていますが、私はなんだか「13」という数字に誕生日だったり、住所の番地だったり、昔よくなる出席番号だったりで縁があるようで、個人的には好きな数字です(笑)
それでは、第13回、始めていきましょう!
1.conventional 【形】伝統の
「伝統の~」という言い方をするときに使う語としてはtraditionalもありますが、conventionalはより生活の一部として残っているような、従来的に一般化している慣習などについて用います。
traditionalがどちらかというとかつて行われていた習慣を表すのに対し、conventionalであらわされるものはいまだに行われている習慣、という感じで使い分けます。
2.convert 【動】変換する
電子機器で「コンバータ」というものを見聞きしたことがある方もいらっしゃるかと思いますが、そのconvert(er)です。
特に形や形式を変える、という意味での変更を行うことを表す動詞です。
3.convey 【動】伝える
上のconvert同様に、こちらは「ベルトコンベアー」のconvey(er)です。
conveyには荷物などを「運ぶ」という意味があり、そこから派生して意思や情報を「伝える・伝達する」という意味が生まれたと考えることができます。
4.counterpart 【名】対応するもの
方位磁石の北と南、西と東、地球の北極と南極、のように、「同等の価値や意味合いを持つ人やものの片一方」=「対応するもの」という意味で使われる語です。
ビジネスにおいては、取引や懇談の相手という意味で使われることもあります。
5.courteous 【形】礼儀正しい
traditionalとconventionalのように、courteousも似た意味の単語としてpoliteがありますが、courteousの方がよりフォーマルな礼儀正しさを表します。
例えば、友達同士の付き合いで「あの人は思いやりがあって礼儀正しい」というニュアンスではpoliteを使いますが、ビジネスの場で「あの人は思慮深くて礼儀正しい」というニュアンスを表す場合にはcourteousを使います。
6.coverage 【名】範囲
接尾辞-ageは末尾について英単語を名詞にする働きがあります。
したがってcoverageは直訳的に考えると「coverすること」という意味になりますが、「coverすること」から意味が発展して「coverする範囲」→「適応範囲」のような意味になったと考えられます。
またこの単語には「報道・取材」という「範囲」とは全く異なる意味もありますが、これも聞き込みなどを行った「範囲」→「報道できる内容・取材した内容」のように発展したと考えられそうです。
7.cozy 【形】居心地のよい
私がこの単語を目にしたときに最初に思い浮かんだのはよくデパ地下などで見かける有名な洋菓子店、「コージーコーナー」でした(笑)
「心地のよい角ってこと?」と思い調べてみたところ、実際、「憩いの場所」を提供したいとの想いでこの社名にしたそうです。
(銀座コージーコーナー「会社概要」より
http://www.cozycorner.co.jp/company/about.html)
ちなみに、最初にお話しした私の誕生日ですが、4月13日なので東西の不吉な数字を両方含んでいます。
・・・というジョークがカナダで通じるのは、日本語を勉強している人が集まる日本語会話クラブだけでした(笑)