「ビザの手続き」 ノアのカナダ留学日記 - その2

「ビザの手続き」 カナダ留学日記 – その2

みなさんこんにちは。Nor(ノア)です。nor1

今回は前回の最後で前振りしていたビザについて、お話しします。

カナダ自体は事前にネットでeTA(Electronic Travel Authorization:電子渡航認証)というものさえ申請すれば、6カ月以内であれば特別なビザなしで留学ができるという日本人留学生に優しい、素晴らしい国なのですが、私のように6カ月を超える長期留学をする方はStudy Permitという学生ビザが必要になります。

eTAの申請が課されたのも2016年3月15日からで、それまでは本当に特別な手続きなく留学目的での入国ができたみたいですね。ちなみにStudy Permitを取っている人は2016年8月現在、eTAの申請は不要とのことです。

実は在日カナダ大使館の査証部は現在閉鎖されていて、Study Permitも全てオンライン申請になってます。記入は英語の他、フランス語が選択でき、2つの公用語を持つ国、カナダらしさを現地到着前から感じることができました。質問項目に「英語とフランス語ではどちらをよく使うか」を聞いているものもあり、面白かったです。

申請のためにカナダの大学の入学許可証や日本の銀行口座残高の画像ファイルなどを添付しなければならず、申請準備にはそれなりに時間がかかります。

また、何を記入、添付すればよいか日本語で説明してくれているサイトもあるのですが、申請に必要なものに変更がなされているため「こんな書類、説明なかったけど何を送ればいいんだろう」と思うものもあり、自分の添付したもので合っているのか不安で何度もSubmitボタンを押すのを躊躇しました。結局、最初に添付していたもので大丈夫だったようで問題なく取れましたが。

ビザ申請で一番焦ったのが飛行機の乗り継ぎでアメリカに一時入国するためのESTA (Electronic System for Travel Authorization:電子渡航認証システム)の申請です。

参考にしていたカナダ留学情報サイトがカナダバンクーバー乗り換えの場合だったため、Study Permitで入国できるものとずっと思っていたのですが、私が乗り換えるのはアメリカシアトルのタコマ国際空港。ESTAが必要なことをお父さんに指摘され出発10日前くらいに焦って申請しました。申請後すぐに取れるもので本当によかったです!お父さんありがとう!!今までしてくれた留学サポートの中で一番感謝しました。

というわけで、シアトルから日本へ強制送還されていた可能性もあったビザ申請ですが、とりあえずこれでカナダに入国できそうです。後ほど飛行機の乗り継ぎや入国審査について書きたいと思います。無事最初に泊まるホテルまで辿り着けると良いのですが・・・

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私が乗ったのは16:50のデルタ航空シアトル行きです。

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成田の不二家レストランで日本最後の食事、洋食でしたが。お母さんとミルキーソフト(不二家のミルキーの味がするソフトクリーム)がのったモンブランパフェを食べて一足早い日本の秋を満喫しました。

連載 『ノアのカナダ留学日記