「カナディアンスタンダード」 ノアのカナダ留学日記 - その9
Nor(ノア)です。今回はカナダ人の友達から聞いたカナダ流カフェの楽しみ方についてです。
受講している言語学の初回授業で少し早めに教室に行くと、日本語で物を数えるときの単位(「~本」や「~匹」など)について話している学生が2人。
日本から来たことを伝えつつ、議論していた単位の使い方について説明しているうちに仲良くなりました。言語学の授業はいつもこの2人と受けています。
余談ですが、この言語学の授業は第二言語習得(日本の中学、高校などでの英語やその他外国語の教育はこれにあたります)についての授業なのですが、そのテーマのためか外国語を学んでいるという学生がたくさんいて、日本語を学んでいる学生も4人います。
授業後にときどき大学内のカフェに行くのですが、その時にいろいろと日本とは違うカフェの楽しみ方を教えてくれるので、今回はそれらをご紹介します。
カナダの秋=PSL
期間限定フレーバーというのは日本のカフェでもよくありますが、カナダで秋というとどこのカフェでもパンプキンスパイスラテ(PSL)というものを売っています。
友人2人の話では、「流行りもの好きな女の子は秋になるとみんなPSL飲んでるよー」とのことです。パンプキン風味のカフェラテにシナモンを効かせてあるという、組み合わせとしてはオーソドックスな感じですが、日本では飲んだことのない味でした。
驚きなのはホットとアイスの他にフローズンタイプもあるということです。パンプキンとシナモンと聞くとホットが一番合いそうですが、フローズンも意外と美味しいです。
ビスコッティ+コールドドリンクが意外と美味しい!
カナダのカフェにはよくビスコッティというパンとクッキーの中間のようなお菓子が置いてあるのですが、固いのでドリンクに浸しながらをおすすめされました。
私はホットコーヒーをイメージしていたのですが、友人の1人は先程のフローズンPSLに浸して食べていました。「え、冷たいのでいいの?しかもフローズン?」と思ったのですが、すすめられて試してみると確かに美味しいです。クッキーサンドのアイスクリームなんかが好きな人にはおすすめです。
カナダ人大好き、ティムズのアイスカップ
こちらではフローズンコーヒーがポピュラーなようで、ティムホートンズ、通称ティムズというカナダ発祥のファストフード店ではアイスカップ(スターバックスでいうコーヒーフラペチーノ)を注文する人がたくさんいます。
さすがの甘さなのですが、友人は「メープルアイスカップがカナダの味だ(アイスカップ+メープルシロップ+ホイップクリーム)」と言っていました(笑)
また、ティムズで「アイスコーヒー」と注文するとカフェオレ(砂糖、ミルク入り)が出てきます。普通のアイスコーヒーが飲みたい方はミルクなし、カナダ人気分を味わいたい方は「ダブルダブル」(砂糖もミルクも2倍量)と注文してください。
海外のカフェでもついつい日本で普段飲んでいるものを注文してしまいがちですが、たまにはちょっと冒険してみると新たな発見があるかもしれないですね。
インスタントのPSLもあります。カナダの味だよ!ということで、家族へのお土産用に買いました。
赤と白がティムズのロゴカラーです。やはりカナダ国旗の色をイメージしているのでしょうか?