「エドモントンの時代旅行」 ノアのカナダ留学日記 - その12

「エドモントンの時代旅行」 ノアのカナダ留学日記 - その12

nor1 観光特集第2弾です。今回は近場なのですが、フォートエドモントンパークの紹介です。

カナダの歴史を再現した公園
 フォートエドモントンパークはカナダの住居や商店、銀行、ホテル、映画館などを年代ごとに再現した歴史公園のような場所です。再現された建物の中には本当に物を売っているお店や、カフェになっているお店もあります。

 また、海外映画に出てきそうなクラシカルな遊園地もあり、観覧車などのアトラクションは実際に乗ることができます。

年に一度ある無料開放日
 通常入園料が大人20ドルかかるのですが、9月の第4日曜日がちょうど年に一度の入園無料日だったので、お互い試験前でしたが寮の友達と行ってきました。

 年に一度の無料開放日ということでフォートエドモントンパークに向かうバスからしてとても混んでいましたが、公園内はかなり広く、中に入るとそれほど混んでいるという印象は受けませんでした(もっとも、テーマパークなどで混雑慣れしている日本人の印象なので、地元の方は相当混雑していると感じていそうですが)。

バス停から徒歩が早いかも―パークへのアクセス
  フォートエドモントンパークに向かうバスはいつも大学からウエストエドモントンモールに行くときに使うバスと同じバスなので、「フォートエドモントンパーク」とアナウンスのあるバス停があることは知っていたのですが、そのバス停の周囲にはそれらしきエントランスもなく。(ネット等の情報によればそこから徒歩10分程度かかるとのこと)

 実はそのバス停以外にも「フォートエドモントンパークトランジットセンター」とアナウンスが流れるバス停(サウスキャンパスというバス停なのですが)があり、バスの運転手さんに聞いたところ、そこからはエントランスまで直行のバスがあるとのこと。せっかく教えてもらったので今回はそのバスを利用しましたが、本数が少ないので最初に紹介したバス停から歩いた方が早かったかもしれません。

家族連れにぴったりの公園
 私と友達は特に何も用意していなかったのでベーカリーカフェでパンとスープのセットを買ってお昼にしましたが、お弁当を持参している家族連れも多く、ピクニックをしても楽しそうでした。

 というよりも、この公園自体ファミリー層がメインターゲットだろうというのが私と友達の結論です。お弁当を持ち寄ってそれぞれの作った料理についてコメントし合う、なんてことをするなら話は別かもしれませんが、それ以外で大学生にできることといったらエドモントンの昔の街並みと共に写真を撮ることくらいです(笑)

 それでも天気が良かったので、たわいもない話をしながら散歩するだけでも楽しめました。

 余談ですが、この日近くの道路にはフォートエドモントンパーク渋滞ができていて、帰りのバスは普段15分か20分くらいのところ1時間近くかかりました。無料開放日の力はすごいですね(笑)

 それではまた。

 

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1970年代、80年代など年代ごとにエリア分けされており、エリアごとにその時代の街並みが広がっています。

 

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商店などは店の中も忠実に再現されています。中には本当に商品を販売しているお店も。

 

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エドモントンの昔の家の復元もあります。この家はルザフォードハウスといって、アルバータ大学の総長であったアレキサンダー・ルザフォードが住んでいた家の復元だそうです。

 

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エドモントンの原住民のダンスパフォーマンスも見ることができます。

連載 『ノアのカナダ留学日記