「トロントに向けて出発！」
ノアのカナダ留学日記－その50

　ついに！エドモントンを一旦離れる日がやってきました！

　日本からカナダに遊びに来る両親と合流するため、トロントへ向かいます。

さよなら！８９０１－０１Aの部屋

　・・・と、その前に８カ月間暮らした寮を退寮しました。月を跨いでしまうと翌月分も家賃を払わなくてはならなくなってしまうので、もう一度エドモントンには戻ってきますが、トロント出発当日の４月２９日をもって寮を出ました。

　朝起きて、ベッドのシーツも、掛け布団も、枕も取ってしまうと、もう完全に夏にエドモントンに来て、この部屋に初めて入ったときと同じ状態になってしまいました。

　あれからも８カ月も経ったのかと思うと、あっという間だったような、でも全く知らなかったエドモントンの街が東京の次に勝手を知った街になったことを考えると、いろいろなことがあり、すごく長い８カ月だったようにも感じます。

　入寮の日に鍵を取りに行くレジデンスオフィスが見つからずさまよった同じ道を、今度は最短ルートで歩いて鍵を返しに行きました。

　バンクーバー旅行、一時帰国、モントリオール旅行に続き、エドモントン国際空港に向かうのはこれで4度目。電車から空港へ向かうシャトルバスへの乗り継ぎも、もう慣れたものです(笑)

　トロントまでのフライトは何のトラブルもなく定刻通り、日本からバンクーバー経由で来る両親の到着まで３時間待ちました。待ち合わせは一番わかりやすそうな到着ロビー出口前のTim Hortons。

　今回もまた、空港到着後に携帯で「え？どこにいるの！？」などとドタバタしながら「あっ、いたー！」という感じの再会だったので、感動の再会！とはなりませんでしたが、年末年始の一時帰国から４カ月ぶりの再会でした。その再会が日本でではなく、カナダのトロントでというのが不思議な感じでした。

　空港からダウンタウンのホテルまでは、スーツケースもあったのでタクシーを使ったのですが、今更ながら、カナダで初めてタクシーに乗りました(笑)

　そういえばエドモントンでは遠出もしないし、電車とバスには無料で乗れたので、一度もタクシーを利用したことはなかったのでした。

　寮も退寮の手続きを済ませ、両親とも再会したというと、なんだかもう留学が終わってしまったような感じですが、実はここから７泊８日、トロントからエドモントン、バンクーバーとカナダ旅行が始まります。

　海外旅行大好きだけど英語のできない母は、私が小さい頃からよく「将来、英語ができるようになって、旅行の通訳になってくれたらいいなー」と言っていたので、今回の旅行でちょっとでもその期待に応えられたらなと思います。

まるで８カ月前に時間が巻き戻されたかのようになってしまった寮の部屋。結構気に入っていた窓からの景色（右）も見納めです。

８カ月間ありがとう！８９０６－０１Aの部屋

この空港シャトルに乗るのも、今回で４度目です。

トロント空港。奥に見えるTim Hortons前で両親と待ち合わせです。

連載『ノアのカナダ留学日記』