「ケータイだけじゃない!日本ではクリスマスもガラパゴス化していた!?」 ノアのカナダ留学日記 - その25

「ケータイだけじゃない!日本ではクリスマスもガラパゴス化していた!?」

ノアのカナダ留学日記 - その25

 

 

 クリスマスにはまだちょっと早かったのですが、以前お話ししたよく遊びに行くカナダ人家族のお宅でのクリスマスパーティーに招いていただきました!

 今回はそのお話とカナダのクリスマス全般についてのお話です。

 

 

 

クリスマス飾りを飾ってパーティー!

 クリスマスシーズンになるとみなさんパーティーの予定が重なるようで、2週間早いですが家族みんなと私ともう1人よくここの家に来る日本人の友達の予定が会う日ということで日曜日にクリスマスパーティーをしました!

 12月に入ってからはここの家でもツリーやクリスマス飾りが飾られていて、クリスマス一色です。実はこの前の週も遊びに行っていて、その時に飾り付けも手伝いました。

 よくクリスマス飾りで見かけるステッキ状のキャンディは「キャンディケイン」と呼ばれているのですが、飾る理由を聞いたところ形的に飾りやすいからというだけで特に特別な理由はないそうです(笑)ペパーミント味なのですが、キャンディとしては・・・な味です。

 

カナダではターキー、日本ではKFC?

 カナダにいると「日本人はクリスマスにKFC(ケンタッキーフライドチキン)を食べるんでしょ?」と本当によく聞かれます。私的には(というか私の家では)CM効果でクリスマスにケンタッキーというイメージはなくはないのですが、クリスマスに食べるものというとチキンレッグかなと思っていたのですが(笑)

 カナダで定番のクリスマス料理はターキーですが、みんなこれからターキーはいろんなところで食べるだろうということで、今回は代わりにフォンデュをしました。

 フォンデュをすると言われたので、チーズフォンデュだろうと思っていたのですが、チーズフォンデュともう1つ、フォンデュ鍋にグレービーソース?(以前プティンを紹介した回でも登場した肉汁で作るソースです)とも違うのですが、茶色のとろみのあるソースが入っていて、そこにサイコロ状に切ったステーキ肉やエビをフォンデュして食べるというのもありました。

 フォンデュというか、鍋にフォンデュ用のピックを引っかける溝が付いていて、そこでしばらく調理して食べる感じです。

 

クリスマスディナーのデザートにケーキは日本だけ?

  デザートはチョコレートフォンデュで、いろいろなフルーツやシフォンケーキにチョコレートをフォンデュ。これも驚いたのですが、カナダではクリスマスにケーキを食べるという習慣は特にないようです。

 日本ではクリスマスケーキとして定番のブッシュ・ド・ノエルも大体の人は知りません。日本だとクリスマスケーキの予約もあるくらい、チキンやプレゼントと並ぶクリスマスの一大イベントかと思っていたのですが。ハロウィン同様、外国から来た文化が日本独自の発展を遂げている1つの例ですね!

 ちなみにプレゼントも日本だとサンタさんが枕元に置きに来てくれたり、靴下をベッドにつるしたりしますが、カナダでは暖炉の近くに靴下を掛けておくようです。これは暖炉が家にあるかどうかの違いが大きそうです。

 これもハロウィンの時にも思ったことなのですが、キリスト教関連のイベントはやっぱりキリスト教の国だと日本とは比べものにならないくらい盛大に行われているのかなと思っていたのですが、意外と日本も規模では負けていないなと。独自の進化は遂げていますけどね(笑)

 


12月に入ると大学のキャンパスもイルミネーションで彩られます。驚きなのはこの写真を撮ったのが夜ではなくて、朝の8時ということなのですが(笑)エドモントンの冬の夜明けは8時半頃です。

 


ちなみにターキーは別の友達と料理して食べました!付け合わせがマッシュポテトとグレービーソースで、サンクスギビングと変わりないのですが。こちらでは何かのお祝いで大人数で集まって食べるとなるとターキーなことが多いようです。

連載 『ノアのカナダ留学日記