「二十数年の時を経て」 ノアのカナダ留学日記 - その13

「二十数年の時を経て」 ノアのカナダ留学日記 - その13

nor1 観光地特集第3弾。最後の観光地特集になります。今回は最後に相応しくバンフに行ってきました。

 アルバータは知らなくてもバンフという地名は聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか?おそらく観光地のあまりないアルバータ州で一番の(唯一の?)観光地かと思います。

 

一番行きたかったバンフ
 バンフは西のブリティッシュコロンビア州との州境にあるアルバータの街です。

 バンフ国立公園として国立公園に指定されており、レイクルイーズ、モレーン湖、ボウ滝などの自然の他、スキーリゾートとしても有名です(現地人の話ではバンフのスキーコースはかなりレベルが高いとのこと)。

 実はカナダは両親が新婚旅行で訪れた国でもあり、バンフについてのエピソードもいろいろと聞いていたので、アルバータの観光で一番行きたいと思っていた場所でした。

 

川のような滝-ボウ滝
 バスで大学を出発して約3時間、バンフ国立公園内で最初に訪れたのがボウ滝です。滝といっても滝自体はあまり大きくなく、どちらかというと川のような感じです。

 残念ながらこの日の天気はカナダに来てから最悪と言っていいほどの悪天候で、背景の雪を被った山々の影響もあり、とても寒々しい感じの景色でした。

 ちなみにお母さんの新婚旅行でのボウ滝の記憶は「何ヶ所も蚊(しかも日本の種とは違う強力な)に刺されて大変だった」だそうです(笑)

 カナダの蚊は生命力が強いのか、9月~10月の初め(気温的には日本の10月終わりから11月初めくらい)になってもまだいます。

 というわけで虫よけスプレーを持って行ったところ無事刺されずに帰って来ることができました。

 

ダウンタウンのショッピングモールは山小屋風
 バンフのダウンタウンにはお土産物屋やレストランの他、ちょっとしたショッピングモールや、普通のショッピングモールに入っているようなブランドのお店もあるのですが、外観が山小屋?ログハウス?のような感じで雰囲気がいいです。特に何も買いませんでしたが、街を散策するだけでも楽しめました。

 

湖面の美しいレイクルイーズ
 最後に訪れたのがレイクルイーズ。よく観光ガイドなどに写真が載っている湖面の色がきれいな水色の湖です。

 こちらも晴れていたらよりきれいなんだろうなという感じでしたが、曇っていても十分きれいだと思えるほど景色がきれいです。

 湖畔にあるフェアモントシャトーレイクルイーズというホテルは両親が新婚旅行で滞在したホテルと聞いていたので、敷地内も散策しましたが、とにかく豪華の一言に尽きます。

 宿泊客以外は入れないのですがシャトーレイクルイーズの窓から見るレイクルイーズは壮観とのことで、いつか見てみたいですね。

 両親が新婚旅行で訪れていた場所に自分が立っていたかと思うと不思議な気分になるというか、一体どんな事を話してどんな事をしたんだろうと思わず考えてしまいました。

 そのときは自分達の子供がまさかアルバータに留学するなんて思ってもいなかっただろうなと。

 あまり有名な地名ではないのでバンフのある州がアルバータということを認識していたかもあやしいですね(笑)

 3回続いた観光地特集も今回で最後です。次回以降はまた大学近隣での話になるかと思います。

 それでは。

 

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行きの高速道路から。ご覧の通りの悪天候です(笑)

 

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滝が写っていませんがボウ滝の写真。

 

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バンフの街並み。午後1時頃がこの日唯一の好天でした。

 

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バンフのお土産物屋さんは全てこんな感じの外観になっています。

 

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レイクルイーズにて。曇っていますが湖面の色がきれいなことはお分かりいただけるかと思います。

 

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まるでお城のようなシャトーレイクルイーズ。このホテルに泊まったなんてうらやましいです。

 

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帰りのバスの車窓から。特に名前のある山なのかどうかは分かりませんが、なんとなく良い景色なのでみんな写真を撮っていました。

連載 『ノアのカナダ留学日記