「バンフトリップ(再)~厳しいカナダの冬を越えて変わり果てたバンフの姿とは!?~」  ノアのカナダ留学日記 - その42

「バンフトリップ(再)~厳しいカナダの冬を越えて変わり果てたバンフの姿とは!?~」

 ノアのカナダ留学日記 - その42

 

 友達に誘われてバンフに再び行ってきました!前回行ったのは10月。そのときは今となっても今までで最悪と言える嵐だったのですが(笑)、今回はとってもいい天気でした!

 冬を越えてバンフの景色もちょっと変わっていたので、今回は初春のバンフについてお伝えしたいと思います。

 

カナダ人に囲まれてバンフへ

 朝8時に車を出してくれる友達の住む大学近くの学生マンションに集合。そこから約3時間かけてバンフ国立公園に向かいました。

 今回一緒に行ったのは秋学期の授業が一緒で、日本語会話クラブのメンバーでもある友達と、その友達の友達と親戚(同じく大学生です)と親戚の方の友達で、みなさんカナダ人。

 当然車の中での会話は全て英語、かつノンネイティヴが少数派(というか私だけ!)ということで、早口な英語には大分慣れてきたのでいいとして、難しい単語やらスラングやらが多く、会話についていって自分も何か発言して参加するのが大変でした。

 

装備は重要です!

 最初に車を降りたのがペイトー湖というところ。正確にはその道を行くとペイトー湖が上から見下ろせる展望台に出るというトレッキングコースの駐車場に車を置いて、そこから展望台を探しつつ歩いたのですが、越冬したトレッキングコースは雪に埋め尽くされており、歩くのも大変でした。

 この日は驚くほど暖かかったので私も友達たちも長袖シャツにパーカーやジャケットを羽織っているだけだったのですが、周りを見渡すと他の人たちはしっかりしたコートやウインドブレーカーにトレッキングブーツ、手袋、中にはトレッキング用のスティックを持っている人さえいて、かなりの重装備でした。

 街中を歩くような格好の私たちは場違い感を感じると共に雪山を特に滑り止めなど付いていないスニーカーやパンプスで歩くという苦行を強いられるのでした(笑)

 なかなか展望台にたどり着かず、引き返そうかと相談しつつもなんだかんだ進んでいるとついに展望台に出ました!ペイトー湖はまだ湖水が凍っており、凍った湖水の上にはうっすら雪が積もっているところもありました。

 帰ってからガイドブックに載っている夏のペイトー湖の写真を見たのですが、全く別物でした。ある意味なかなか見られないペイトー湖の姿が見られよかったです!

 

エメラルドグリーンだったレイクルイーズが真っ白に!

 ペイトー湖の次に行ったのがレイクルイーズ。ここは前回バンフを訪れた際にも来た場所でした。が、ここも景色が一変。一面きれいなエメラルドグリーンだったレイクルイーズの湖水も凍り、もともと水の上だった部分を歩けるようになっていました。

 エメラルドグリーンから真っ白に、同じ場所とは思えないほど見た目が変わってしまっていたレイクルイーズでしたが、これはこれできれいでした。湖の上を歩いているというのもなんだか面白かったです。

 

絶景の温水プール?

 バンフのダウンタウンで早めの夕食を食べてから最後に立ち寄ったのがバンフにある温泉。といっても日本の温泉とは全然違います。水着を着て入浴することもあり、かなり温かい温水プールといった方がよさそうです。

 温泉自体はまあこんなもんかという感じでしたが、うっすら雪が残るバンフの山々が目の前に広がり、景色は今まで入ったどの露天風呂よりも壮観でした!

 1回目は不運にも悪天候でしたが、リベンジの今回は最高の天気。それ以上に寮主催のツアーに1人で参加を決めた1回目に比べ、今回は個人的に誘ってくれる友達ができ、一緒に楽しい1日を過ごせたことにカナダが「異国の地」ではなく、自分の居場所の1つとなったという喜びと、自身の英語力の少しばかりの成長が感じられる、ちょっぴり感慨深い日帰り旅行でした。


こんな雪道をスニーカーとパンプスで歩きました(笑)

 


苦労してたどり着いた展望台からの絶景。山手前の真っ白な部分がペイトー湖です。

 


こちらも真っ白なレイクルイーズ。10月に来たときとは全く違う場所のようでした。

 


カナダの温泉。絶景の温水プールです(笑)

 


おまけで夕食で食べた変わり種プティンの写真です。サンクスギビングやクリスマスのディナーをイメージしているらしく、ポテトにプティンには欠かせないグレービーソースとチーズカード+ターキーとにんじんやグリンピースといった野菜をのせ、最後にクランベリーソースをかけた、何ともカナダらしい一品です。

連載 『ノアのカナダ留学日記