「フランスへGO?」 ノアのカナダ留学日記 - その36

「フランスへGO?」

ノアのカナダ留学日記 - その36

 

 

 冬学期のリーディングウィークがやって来ました!今回はモントリオールに3泊4日です。

 モントリオールはフランス語が公用語のケベック州にある都市で、道を歩けば看板も道行く人が話している言語も全てフランス語!

 大学で1年間初級フランス語の授業を取っていたとはいえ、全く実用レベルではないのでほとんどわかりません(笑)

 とにかく4日間でいろいろなところに行きまくったので、観光地編と食べ物編に分けてお話ししたいと思います!まずは観光地編から!

 

どこもかしこもフランス語でバスも満足に乗れず・・・

 モントリオールは主要な観光地がダウンタウン周辺に密集しているので、まずはとりあえず空港からダウンタウンを目指しました。

 当然車内アナウンスもフランス語で、ダウンタウンのベリ・ユカムという地下鉄駅を目指したはずが気づいたら違う駅に着いてしまいましたが、幸い目的の駅からそれほど離れていなかったので結果オーライ。

 その駅はVIAというカナダを横断する寝台列車の駅でもあり、おしゃれなショッピング街が。そこがモントリオールで初めて入った地下街だったのですが、とにかく単なる駅の地下街とは思えないくらい素敵な、フランスを感じる雰囲気でした。

 

 


当然ながらバスの行き先表示もフランス語です。そして、予定外に行きついてしまったのが右のセントラル駅。

 

モントリオール再訪が決定

 モントリオールで一番有名と言っても過言ではない観光地がノートルダム大聖堂なのですが、残念ながら改修シーズンで土日しか中に入れないとのことでした。まあもう一度モントリオールを訪れる理由ができたということで良しとしましょう。

 それで、代わりに同じくダウンタウンにある聖マリア聖堂に行ったのですが、ノートルダム大聖堂に負けないくらい綺麗でした!聖マリア聖堂はイタリアにあるサン・ピエトロ大聖堂をモデルに作られた聖堂だそうで、実はこのイタリアのサン・ピエトロ大聖堂に家族で行ったことがあったのですが、本当にそっくりでした!

 本家のサン・ピエトロ大聖堂には素晴らしい天井画があるのですが、聖マリア聖堂にもそっくりの天井画があります。

 


聖マリア聖堂の中。天井がすごく綺麗でした!

 

 聖マリア聖堂が想像以上に綺麗だったので次の日には聖ジョセフ礼拝堂という、ダウンタウンからちょっと足を伸ばしたところにある礼拝堂にも行きました。郊外にあることもあり、規模としては聖マリア聖堂よりずっと大きいです。

 聖マリア聖堂はキリスト教徒でなくても観光で来ているらしき人も多かったのですが、聖ジョセフ礼拝堂はもっと真剣なお祈りで来ている人が多かったです。

 とはいえ、キリスト教信者でなくともどちらもとても豪華な建築で、中を見るだけでも行く価値があります!特にキリスト教に興味がある人は、聖ジョセフ礼拝堂は絶対行くべきです!

 


聖ジョセフ礼拝堂。中には日本のお線香のようにキャンドルをお供えしてお祈りをする場所が。

 

映画のセットのような街並みが楽しめるオールドモントリオール

 ダウンタウンを歩いているだけでも近代的な高層ビルと歴史を感じるクラシカルな建物が混在していて面白いモントリオールですが、オールドモントリオールというエリアに行くと本当に中世ヨーロッパに来たかのような雰囲気が味わえます。

 ミュージアムやオールドポート(旧港)など観光スポットもいくつかあるのですが、ただ道を歩くだけでも十分楽しめます!とにかく町並みの雰囲気がよく、どこで写真を撮っても絵になります!

 


中世ヨーロッパが舞台の映画のセットのようなオールドモントリオールの街並み

 まだまだ行ったところはたくさんあるのですが、この3ヶ所が一番カナダの他の地域とは違う雰囲気が味わえるスポットでした!

 モントリオールはフランス文化なこともあり、グルメも充実しているので、次回はモントリオールで美味しかった食べ物をご紹介します!

連載 『ノアのカナダ留学日記