「スーパーは国文化の縮図?」 カナダ留学日記-その7
Nor(ノア)です。今回は予告通りカナダの買い物事情についてお伝えします。
カナダに来て最初に入ったお店らしいお店は、大学近くのスーパーマーケット。
外食はファストフードであっても平均7~8ドルくらいするうえ、自分の部屋にキッチンも付いているので、街中に出掛けていたり、特別忙しかったりする場合以外はほとんど自炊しています。
何よりキャンパスから寮まで5分あれば帰れるので、場所によってはフードコートに行くより近いということもあります。
アルバータ大学近隣のスーパー
アルバータ大学から最寄りのスーパーマーケットはSobeysというところで、寮から徒歩10分程度です。近くにバス停があるので大学のバス停からバスを使えばより楽に行けます。
後に友人から聞いたのですが、実はこのSobeysというスーパーはちょっと高級らしく、同じ系列のSafewayというスーパーの方が安いそうです。こちらは大学からは徒歩15分程度でしょうか。
カナダのスーパーの買い物事情
第一印象としては、「肉類が安く野菜が高い」です。鶏の胸肉1枚が2ドル代のところ、キャベツ1玉で4ドル近くします。しかも、多くの野菜が重さ単位の値段表示なので、慣れていないと値札を見ても高いのか安いのか、ぱっと見ではわかりません。
改めて書くと、いかにも健康に悪い食生活を助長しているように感じます。
同じ野菜でも別物!?
ただ、買ってみてわかったことは、同じ野菜でも日本で売られているものとは質が違うということです。カナダで売られているキャベツは、日本のものに比べ葉と葉の間の空間が少なく、ぎっしり詰まっています。
つまり、同じ1玉でも食べられる部分が多いということです。また、日本のものより水分量が少ないようで、冷蔵庫で1週間程度保存していても変色することも、それ以上水分が失われることもありませんでした。
結果として、1人で食べている分には昼・夜食べても1週間近く食べられたので、1玉4ドルでもそれほど高くはないかなと。
ミネラルウォーターはオプショナル
ペットボトル飲料も安くはないのですが、幸いカナダは水道水がそのまま飲めるので、気にしないのであれば水を買う必要はありません。
水道水を沸かしてお茶などを入れられるのはもちろん、日本から持参するなどすれば水出しのお茶も水道水でつくることができます。
というわけでペットボトル飲料が高くて困るということはあまりないです。こちらも1ケース12本入りなど大量に購入すればお買い得になりますしね。
日本では珍しい果物がたくさん!
それから、果物はそれほど高くありません。日本よりも少し安いかなと思うくらいです。流石に梨や柿など日本特有の果物はお目にかかれませんが、逆に日本では珍しいラズベリーやブラックベリーなどが普通に売られています。
外国のスーパーで買い物をするというのは文化の違いで驚くことも多いですが、その反面「今、海外にいるんだ」ということを強く実感できます。
旅行中は外食ばかりという方もスーパーに足を運んでみると発見があったり、より外国気分を味わえるかもしれないですね。
これがSobeysです。広さ的にも値段的にも日本の成城石井のような感じです。
これが最初に買ったものたち。ワインは調理用で、アルコールの入っていない風味だけのものがスーパーに売ってます(通常お酒はリカーショップでしか売っていません)。
こちらがSAFEWAY。広さはSobeysの2倍くらいで、普通のスーパーといったところでしょうか。