「留学生に優しい国」 ノアのカナダ留学日記 - その4

「留学生に優しい国」 カナダ留学日記 – その4

Nor(ノア)です。遂にカナダに入国しました!

 nor1入国手続きからもカナダが留学生に優しい国であることがわかったので、今回はそのお話しを。

カナダで長期の留学をするということでStudy Permit(学生ビザ)を取得しての入国だったのですが、入国審査の手続きとしてはアメリカの時とほぼ同じで、パスポートと税関申告書を提出して、いくつか質問に答えて終了です。

今まで”What’s the purpose of your visit?”という質問に対し、”Sightseeing.”としか答えたことがなかったので、意識して”To study English.”と答えました。

入国審査場面の会話は中学校の英語の教科書でも取り上げられていましたが、答え方の例として挙げられていたのはsightseeingだけ。最近は中学や高校時代に留学をする人も多いので、留学の場合や他の例もあった方がよいのでは?と思った入国審査でした。

入国審査→荷物のピックアップの後、正式なStudy Permitの証明書をもらうため指定された部屋に向かうよう指示されたのですが(日本でできるのはStudy Permitの引換券のような書類を入手するところまでなんです)、私が部屋を探そうとする前から「Study Permitはこっちよ!」と教えてくれる女性の係員さんが。

正式なStudy PermitはA4サイズの書類で、それをパスポートにホチキスで留めてもらうので、パスポートがかなり分厚くなります。発行はあっという間です。

Study Permitをもらう部屋から出た後も、別の係の人が税関を出るまで付き添って、「ここで税関申告書を渡して。Study Permitはもらってるよね?」などと丁寧に確認してくれます。私以外にもStudy Permitを取得しての留学の人が数名いたのですが、その人達も同じように指示を受けていました。

…という入国から税関を出るまでの一連の対応から、カナダは留学生に優しい、というよりも留学生に慣れているんだなぁと感じました。

空港だけでなく、大学も留学生への対応は手厚く、オリエンテーション開始日の1週間くらい前から2時間に1本程度の間隔で大学への無料シャトルバスを運行してくれていました。留学生支援ボランティアの学生がシャトルバスの乗り場に向かうところから、自分の寮やホテルの近くまで付き添ってくれます。

到着日の夜は寮の近くのホテルに宿泊だったので、翌日から住む寮の外観を眺めつつホテルに入り、順調にチェックインまで済んで部屋に入りました。

次回からやっと留学先の大学、University of Alberta(アルバータ大学)での話になります。それでは。

 

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エドモントン国際空港。まだ夕方だというのにほとんど人がいません…

 

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HUBという看板のある建物が寮です。夜7時近いですが、まだまだ明るいです。
この季節の日暮れは8~9時頃のようです。

 

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キャンパスタワースイートホテルの客室。キッチンまで付いていて1人で泊まるにはもったいないくらいでした。大学内のせいか、値段も海外のホテルにしてはリーズナブルなのでおすすめです。

 

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お皿は現地で調達しようと思っていたので、調理用のボールで空港の売店で買ったインスタントラーメンを作りました。見た目は…ですが味はサッポロ一番。まさかスプーンとフォークで食べる日が来るとは思っていませんでしたが(笑)

連載 『ノアのカナダ留学日記